正しいブラッシングの仕方

皆さんこんにちは。
稲城市矢野口の歯医者 まつもと歯科クリニックです。
今回は、正しいブラッシングの仕方についてご説明させていただきます。
毎日のブラッシングは正しく出来ているでしょうか?
ブラッシングの仕方一つで、虫歯や歯周病を防ぐことが出来ます。
まず朝起きてから必ず歯を磨きましょう。
なぜなら寝ているときは口の中に乾燥によるバクテリアや雑菌が溜まりやすくなるからです。
目覚めてすぐは口の中に、それらの菌が溜まりまっているので、口をぬるま湯でゆすぎます。
これを3回くらい繰り返します。
口をゆすぐだけで少しさっぱりした気になりますが、歯や歯茎、下にもそれらの菌がしつこくついているので、取り除いていきます。
まず歯ブラシを洗います。
歯ブラシは使う前に必ずお湯ですすぎましょう。
乾燥したまま使うと泡立ちが悪くなります。
ぬるま湯で軽く洗ってから、歯磨き粉をつけます。
歯磨き粉選びの基本はフッ素配合です。
またスッキリした後味が好きな方はメンソールが入っているものが良いでしょう。
最近では海塩配合や炭配合など色んな効果がある歯磨き粉があるので、色々試して見るのも良いでしょう。
歯ブラシにつける歯磨き粉の量ですが1センチくらいを出します。
少なすぎると泡立ちませんし、多いと逆に泡だらけになります。
適量を数回に分けてつけます。
はじめのブラッシングはまず歯をよく磨きましょう。
上の歯、下の歯、また上の歯の裏、下の歯の裏をよく磨きます。
ここでブラッシングは力を入れずに、軽くマッサージするような感覚で磨いていきます。
また歯茎と間をブラッシングします。
小刻みに動かして、歯茎をマッサージするようにブラッシングしていきます。
歯茎から血が出る場合は歯周病のサインと言われています。
歯周病は歯に歯垢がついています。
歯垢の細菌が歯茎を炎症させて、最終的には歯茎が痩せていき、歯を失う原因となります。
ですからこの歯周病、また虫歯を防ぐために正しいブラッシングを覚える必要があります。
一度固くなった歯垢はブラッシングでは取れないのです。
自宅のブラッシングケアでは歯垢がたまらないように、毎回のブラッシングで付いた歯垢を取る必要があります。
これをプラークコントロールといいます。
歯ブラシのコマーシャルでも聞いたことがあるかと思いますが、虫歯や歯周病にならないためにはこのプラークコントロールを、毎日のブラッシングで行うことが何よりも大事です。
ブラッシングは力を入れすぎずにマッサージするように小刻みに動かすこと。
歯と歯の間や、歯と歯茎の間もマッサージするように小刻みに動かしてブラッシングします。
お昼休みは忙しくて歯をブラッシングしない人も多いですが、歯垢をほっておくと、歯の上で固くなり、ブラッシングでは取れなくなり、歯周病の原因となります。
お昼休みも食事の後はブラッシングしましょう。
また晩御飯の後もブラッシングをしていつも清潔な歯のままで寝るようにしましょう。
ブラッシングは毎日続けると歯茎が強くなり、出血はしなくなります。
血が出ている間は歯周病が進んでいる可能性があります。

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