歯科治療の医療費控除で還付金を最大限に活用する
こんにちは。矢野口の歯医者、まつもと歯科クリニックです。
虫歯や歯周病などの歯科治療は、高額になることがあります。そんなとき、医療費控除を利用すれば、支払った医療費の一部が還付されるので、負担を軽減することができます。
本記事では、歯科治療の医療費控除について、わかりやすく解説します。
はじめに
歯科治療の医療費控除とは、1年間に支払った医療費の合計額が10万円を超えた場合に、所得税や住民税から控除される制度です。歯科治療も、医療費控除の対象になります。
対象となる治療
歯科治療で医療費控除の対象となる治療は、以下のとおりです。
- ・虫歯や歯周病の治療
- ・う蝕治療(虫歯の治療)
- ・歯周治療(歯周病の治療)
- ・歯石除去
- ・フッ素塗布
- ・歯周病検査
- ・矯正治療
- ・歯列矯正
- ・顎の骨を動かす治療
- ・インプラント治療
- ・歯を失った部分に人工の歯根を埋め込む治療
- ・入れ歯(自費)
- ・歯を失った部分に人工の歯を装着する治療
- ・セラミックなどの詰め物や被せ物(自費)
- ・虫歯や歯周病で欠けた歯を補う治療
- ・抜歯
- ・虫歯や歯周病で悪くなった歯を抜く治療
- ・歯周外科
- ・歯周病が進行した歯周組織を再生させる治療
- ・根管治療
歯の神経が炎症を起こした歯の治療 ただし、ホワイトニングや審美歯科などの美容目的の治療は、医療費控除の対象外となります。
還付金の計算方法
医療費控除の還付額は、以下の計算式で算出します。
医療費控除額 = 医療費の合計額 – 10万円 – 基礎控除額
なお、基礎控除額は、以下のとおりです。
基礎控除額:38万円
還付金の受領方法
医療費控除の還付金は、確定申告を行うことで受け取ることができます。
確定申告は、毎年2月16日から3月15日までの間に行うことができます。
還付金を最大限に受け取るためのポイント
医療費控除の還付金を最大限に受け取るためには、以下のポイントを押さえましょう。
- ・医療費をきちんと記録しておく
- ・領収書は、日付、診療内容、金額を必ず記載する
- ・医療費控除の対象となる治療を受けたかどうかは、領収書を確認する
- ・領収書をきちんと保管しておく
- ・確定申告の際に提出する必要があるので、紛失しないように注意する
- ・医療費控除の対象となる治療を受ける
- ・美容目的の治療は、医療費控除の対象外となるので注意する
- ・確定申告をきちんと行う
- ・医療費控除の申告を忘れないように注意する
まとめ
歯科治療の医療費控除は、高額な治療費の負担を軽減する有効な方法です。
対象となる治療や手続き方法をしっかりと把握して、還付金を最大限に受け取りましょう。
2023年10月6日 (金)
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