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【思わずドキッ!】虫歯じゃないのに歯が痛い!?その原因と対策を歯科医師が解説します

2024年4月10日 (水)

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「歯が痛い」と感じると、多くの人が虫歯を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、必ずしも虫歯が原因とは限りません。実は、虫歯以外にも歯が痛む原因はたくさんあるのです。

そこで今回は、虫歯ではないのに歯が痛い場合の原因と、それぞれの対策について詳しく解説します。

もくじ

1.虫歯じゃないのに歯が痛い原因
 ①知覚過敏
 ②歯周病
 ③歯根破折
 ④顎関節症
 ⑤その他

2.まとめ

1.虫歯じゃないのに歯が痛い原因

虫歯じゃないのに歯が痛むのには、様々な原因があります。

①知覚過敏

知覚過敏になると、歯が痛いように感じる場合があります。冷たいものや熱いものを口にした時、酸性の強いものを口にした時などに、一瞬、鋭い痛みを感じる、もしくは特定の刺激に対してのみ痛みを感じることがあります。

知覚過敏は、歯の表面にあるエナメル質が薄くなり、象牙質が露出することで起こります。象牙質には無数の微細な管があり、そこに刺激が伝わることで痛みが生じると考えられています。

知覚過敏の対策としては、知覚過敏用の歯磨き粉や歯ブラシを使用したり、刺激となるものを避けたりすることが有効です。また、歯ぎしり・食いしばりがある場合は、マウスガードを装着することで症状を改善することができます。

②歯周病

歯周病は、歯周病菌が原因で起こる感染症です。歯周病菌が歯周ポケットに溜まると、歯茎と骨に炎症を起こします。歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨が溶けていきます。その結果、歯がグラグラしたり、噛むと痛みを感じることがあります。

歯周病は、進行すると歯を失う可能性のある病気です。

歯周病の対策としては、定期的な検診・クリーニングを受け、歯磨きを徹底することが重要です。また、喫煙は歯周病の進行を早めるため、禁煙も有効な対策です。糖尿病などの持病がある場合は、持病を適切にコントロールすることも大切となります。

③歯根破折

歯根破折とは、歯の根っこが折れてしまう状態です。外傷や強い咬合力、歯周病の進行などが原因で起こります。神経がある場合、ズキズキとした痛みを感じることがあります。

歯根破折の治療法としては、歯根治療、歯冠修復、抜歯などがあります。歯根治療は、歯根の神経を除去し、薬剤で消毒して被せ物をする治療法です。歯冠修復は、歯冠部分を被せ物で補う治療法です。抜歯は、歯根の損傷がひどい場合などに選択されます。

④顎関節症

顎関節症は、顎関節の機能障害によって起こる病気です。関節の軟骨や靭帯の損傷、筋肉のこり、ストレス、歯ぎしり・食いしばりなどが原因で起こると考えられています。

顎関節症になると、噛み合わせが異常になったり、歯ぎしりや食いしばりをしやすくなり、歯に過剰な負担がかかることで痛みが生じることがあります。

顎関節症の対策としては、マウスピースを装着したり、ストレッチやマッサージを行ったり、ストレスを解消したりすることが有効です。

⑤その他の原因

虫歯の初期段階では、自覚症状がない場合が多いです。また詰め物や被せ物が欠けたり、外れたりすると、その部分に刺激が伝わり、痛みを感じることがあります。

それ以外にも三叉神経痛や帯状疱疹などの神経の病気も、歯の痛みを引き起こすことがあります。

⑤まとめ

虫歯以外にも、歯が痛む原因はたくさんあります。早めに原因を突き止め、適切な治療を受けることが大切です。

当院では、虫歯ではないのに歯が痛い方のための診察も行っております。お気軽にご相談ください。

まつもと歯科クリニック
住所:〒206-0812 東京都稲城市矢野口691-7
電話番号:042-379-7040
診療時間:9:00~12:30、14:00~18:30(土曜日は17:30まで)
休診日:水曜日、日曜日
ホームページ: https://matsumoto-dental.net/


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