歯が欠けた!そんな緊急時の対処法と治療について

こんにちは。矢野口にある歯医者、まつもと歯科クリニックです。今回は、誰もが経験するかもしれない「歯が欠けた!」という緊急事態への対応についてお話しします。

目次

歯が欠けた時の不安

「食事中に突然歯が欠けて、どうしていいかわからなかった…」

「休日に歯が欠けて、我慢して過ごしました」

「仕事中に詰め物が取れて、会議に集中できなかった」

このような経験をされた方も多いのではないでしょうか?歯が欠けるトラブルは、実は日常的に起こりうる症状です。

何気ない食事中や、古い詰め物の劣化、あるいは気づかないうちに進行していた虫歯が原因で突然起こることもあります。特に気を付けたいのが、痛みがないからといって放置してしまうケース。

症状が軽いうちに適切な処置をすることで、より良い状態で歯を残すことができます。

すぐにすべき応急処置

歯が欠けてしまった場合、まず落ち着いて状況を確認しましょう。

痛みを伴う場合は、冷たい水で軽くすすぎ、必要に応じて市販の鎮痛剤を服用することをお勧めします。欠けた破片がある場合は、可能であれば保管をお願いします。

歯科医院に行くまでの間、応急処置として市販の歯科用補修剤を使用することもできます。ただし、これはあくまでも一時的な処置です。できるだけ早く歯科医院を受診することをお勧めします。

治療方法の選択

歯が欠けた際の治療方法は、症状の程度によって大きく異なります。エナメル質のみの軽度な欠けであれば、歯の色に合わせた樹脂による修復で、その日のうちに治療が完了することも可能です。

一方、欠けが大きい場合や深い場合は、歯の型を取って作製する詰め物や被せ物による治療が必要となります。神経に近い深い損傷の場合は、まず神経治療を行い、その後被せ物で保護する必要があります。

治療費については、保険診療が適用できるケースが多くあります。例えば、レジンによる修復やインレーによる治療は、保険診療の対象となります。より見た目や強度にこだわる場合は、自費診療のセラミック系の材料を選ぶこともできます。

予防と日常のケア

歯が欠けることを予防するためには、定期的な歯科検診が重要です。特に古い詰め物や被せ物は、年月とともに劣化することがあります。半年に1度の検診で、トラブルを未然に防ぐことができます。

また、極端に硬いものを噛むことは避け、バランスの良い食事を心がけましょう。夜間の歯ぎしりが心配な方は、マウスピースの使用もご検討ください。

まとめ

歯のトラブルは、突然やってきます。日頃から応急用の歯科補修剤や清潔なガーゼなどを用意しておくと安心です。

また、かかりつけの歯科医院の連絡先や、休日診療の情報もメモしておくと良いでしょう。そして何より大切なのは、定期的な検診で予防することです。

まつもと歯科クリニックの診療スケジュール

当院では、歯が欠けた際の緊急対応を行っております。痛みの少ない治療と丁寧な説明を心がけ、患者様の不安を解消できるよう努めております。

当院は土曜も診療を行っているため、平日お仕事で忙しい方でも通院しやすい環境を整えています。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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