外出先の歯磨きは必要?口臭・虫歯予防のポイント

こんにちは。稲城市矢野口にある、まつもと歯科クリニックです。

普段は自宅での歯磨きを欠かさず行っていても、「外出先でまで歯を磨く必要はあるの?」と疑問に思われたことはありませんか?

仕事中や旅行中、外食をしたあとなどは、なかなか歯磨きをする環境が整っていない場面も多く、ついついそのままにしてしまいがちです。

今回は、外出先での歯磨きの必要性や、実践しやすいオーラルケアの方法について、詳しくご紹介いたします。

目次

食後すぐに歯を磨くべき?

歯磨きをする女性 デンタルケア

基本的に、歯磨きは1日2〜3回、食後30分以内に行うのが理想的とされています。ただし、食後は口腔内が酸性に傾き、歯の表面(エナメル質)がやわらかくなっているため、食後すぐにゴシゴシと歯を磨くと、かえって歯を傷つけてしまうことがあります。

食後30分以内、なおかつ、食後すぐのタイミングは避ける・・・。

仕事などのお昼休みでは、時間も限られているため、歯磨きのタイミングにまで注意を払うのは難しいですよね。

でも、とくにお仕事中や外出が長時間におよぶ場合、何もケアをせずに過ごしてしまうと、口腔内の環境はどんどん悪化してしまいます。

食事のあとは、口の中に糖分や食べかすが残っており、これが細菌のエサとなって虫歯や歯周病のリスクを高める原因になってしまうのです。

外出先で歯磨きができないときの代替ケア

歯ブラシと歯間ブラシ1

「歯ブラシを持ち歩くのはちょっと…」「仕事中にトイレで磨くのは気が引ける」という方でも、できるだけ口の中を清潔に保つ工夫をしましょう。

今回は、外出先の口腔ケアでおすすめの方法を3つご紹介します。

水やお茶で口をゆすぐ

口の中に残った食べかすや糖分を洗い流す効果があります。ジュースやスポーツドリンクではなく、無糖のお茶や水を使うのがベストです。

キシリトール入りガムを噛む

唾液の分泌が促進され、酸性に傾いた口腔内のpHを中和してくれます。また、キシリトールには虫歯の原因菌の活動を抑える働きもあります。

携帯用の歯間ブラシやフロスを使う

時間がないときでも、気になる歯間の汚れだけでも取り除くことで、虫歯や口臭の予防につながります。

これらはすべて「歯を磨く時間がないときの応急処置」ですが、何もしないよりは遥かに効果があります。特に、外食のあとや甘いものを食べた後には意識的に取り入れたいケアです。

ぜひ、試してみてくださいね。

オフィスや学校でも取り入れたい「昼の歯磨き」

最近では、昼休みに歯磨きをする習慣がある企業や学校も増えてきています。歯磨きセットをロッカーやデスクに常備しておけば、気になったときにサッとケアできるのでおすすめです。

特に昼食後は口臭の原因となる食べかすが残りやすく、午後の会議や打ち合わせ、友人との会話のときに気になる方も多いのではないでしょうか?昼の歯磨きはエチケットの一環としても注目されており、印象アップにもつながります。

また、学校に通っているお子さんの場合、特に永久歯に生え変わった時期は虫歯になりやすいため、昼食後の歯磨きを習慣づけることは非常に大切です。

外出先での歯磨きは“できればしたい”ケア

外出先での歯磨きは可能であれば「したい」ケアです。とくに次のようなシーンでは、積極的に歯磨きを行なってください。

  • 会食や接客が多いお仕事の方
  • 甘い物や炭酸飲料をよく摂る方
  • 矯正治療中の方(装置に汚れが残りやすいため)
  • 妊娠中の方(ホルモンバランスの影響で歯周病リスクが上がるため)

歯を磨く環境がない場合でも、携帯用のデンタルグッズをうまく活用することで、口腔内の清潔はある程度保つことが可能です。できる範囲で、こまめなケアを心がけましょう。

まつもと歯科クリニックのサポート

まつもと歯科クリニックでは、日常生活の中で無理なく続けられるオーラルケアのアドバイスを行っています。また、当院受付前の物販コーナーにて「オリジナル携帯用歯ブラシセット」を販売中です。

 スタッフのアイデアから誕生!携帯用歯ブラシセットを販売中です

患者様お一人おひとりのライフスタイルに合わせたケア方法をご提案しますので、「外での歯磨きは難しいけど、口の中が気になる」「正しいケア方法がわからない」といったお悩みがあれば、ぜひご相談ください。

毎日のちょっとした心がけが、将来の歯の健康につながります。外出先でも、無理のない範囲でできるケアから、始めてみませんか?

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