部分入れ歯と総入れ歯の違い

稲城市矢野口のまつもと歯科クリニックです。

みなさんは部分入れ歯と総入れ歯の違いをよくご存知でしょうか。入れ歯には部分入れ歯と総入れ歯の二種類があり、それぞれの特徴をよく熟知しておくと入れ歯を選ぶのに役立ちます。部分入れ歯と総入れ歯というのは実は似ているようでも根本的な作成の考え方が違う大きな差がある入れ歯です。しっかりとお互いの特徴をよく理解するようにしましょう。

歯を失ってしまった方が利用するのが入れ歯です。総入れ歯というのは歯を全て失ってしまった方が利用する入れ歯で、発音や咀嚼に欠かす事ができない重要な治療器具です。総入れ歯というのは入れ歯の固定に吸着力という吸い付く力を利用して作られていて、吸盤のように上顎に吸い付くように固定したり、下顎の歯茎にしっかりと吸着させて、利用します。総入れ歯になってしまうとものを噛む力が非常に弱くなり、食事にも大きな支障をきたしてしまいます。定期的な調節でしっかりと使い心地の良い入れ歯を作る事ができるので、毎月入れ歯の調整を受けるようにしましょう。

部分入れ歯はいくつか歯が残っている方が利用する入れ歯です。部分入れ歯は非常に固定する能力が高いので、しっかりと留め金を使って入れ歯を固定すると満足のいく食生活を送る事ができます。しかし、失っている歯の本数が多かったり、固定に利用できる歯の位置関係が悪いとどうしてもぐらつきが出る入れ歯になってしまいます。

部分入れ歯と総入れ歯はお互いに似ているようで大きく異なります。しっかりと知識をつけて入れ歯利用の参考にしてください。