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フッ素を歯に塗る虫歯予防に効果的だと聞くのですが、摂取しすぎると体に良くないですよね?

2020年3月6日 (金)

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みなさんこんにちは。

稲城市の歯医者、まつもと歯科クリニックです。

今回はフッ素を利用した虫歯予防についてお話していこうと思います。

 

歯磨き粉のCMでも虫歯予防目的で「フッ素配合」と宣伝している商品を多く見かけるようになってきました。

フッ素を利用することで色々なメリットがあります。

 

よく聞かれるのが歯の再石灰化。

口の中の唾液などに含まれるカルシウム成分に対しフッ素イオンがあると歯の再石化の促進につながります。

そして歯のエナメル質成分でもあるリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)はフッ化物があることでフルオロアパタイトとなり、より歯が強化されるのです。

 

他にもフッ素イオン自体に細菌の活動を抑える働きがあります。

フッ素ケアをするとお口の虫歯菌の活動を抑え、虫歯のもととなる酸も少なくなり虫歯予防になります。

 

フッ素を口に取り入れることでメリットがある一方、「フッ素は体に悪いのでは?」と心配する方もいらっしゃいます。

確かに摂取量には限度があるので限度範囲以上での使用、摂取はよくありません。

歯医者さんでもフッ素塗布を行っていますが、フッ素塗布で使用する量は摂取限度量よりもはるかに少ない量になるのでご安心ください。

健康面への影響はありません。

 

歯磨き粉に関しても「フッ化物」に当たる成分が使用されています。

健康面で影響する量を考えると、60gの歯磨き粉のチューブを1本以上(大人に関しては6本以上)摂取しないと影響は出ないと考えられています。

通常の1回分の歯磨きの使用量程度では問題はありませんのでご安心ください。

 

むしろ虫歯予防、虫歯対策に上手に利用しましょう。

まつもと歯科クリニックでもフッ素塗布は行っています。

稲城市近郊の方だけでなく、虫歯対策に興味がある方はフッ素塗布も含めたケアを始めてみてはいかがでしょうか。


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