稲城市の歯医者｜まつもと歯科クリニック

こんにちは！稲城市矢野口の歯医者まつもと歯科クリニックです。今回は、赤ちゃんへの虫
歯菌感染についてお話します。

1.生まれたばかりのお口の中

赤ちゃんは生まれたばかりだと、口の中に虫歯菌はいません。しかし、周りの大人とのスキ
ンシップや食事の共有などによって、虫歯菌に感染してしまうことがあります。

2.キスで虫歯菌がうつる

キスは虫歯菌がうつる可能性のある行為の一つです。虫歯菌は唾液に存在するため、キスを
することで赤ちゃんに虫歯菌が感染する可能性があります。

3.キス以外にも虫歯菌がうつる

キス以外にも、次のような行為によって赤ちゃんに虫歯菌がうつる可能性があります。

➢ 食器の共有
➢ 食べ物の口移し
➢ 同じスプーンやフォークの使用

4.虫歯菌感染を防ぐために

赤ちゃんへの虫歯菌感染を防ぐためには、以下の対策が有効です。

➢ 大人自身が虫歯を治療する

虫歯菌は、大人から赤ちゃんへ感染します。そのため、大人自身が虫歯を治療し、口腔内を
清潔に保つことが重要です。

➢ 食器は赤ちゃん専用のものを使用する

大人が使用した食器には虫歯菌が付着している可能性があります。赤ちゃんには専用の食
器を用意し、使用後はしっかりと洗浄しましょう。

➢ 食べ物の口移しはしない

食べ物の口移しは、虫歯菌だけでなく、他の細菌やウイルスも感染する可能性があります。

➢ 赤ちゃんにキスをする前に口をゆすぐ

キスをする前に、しっかりと口をゆすいで虫歯菌を減らしましょう。

➢ 赤ちゃんにも歯磨きをする

赤ちゃんが生後 6 ヶ月頃になったら、歯磨きを始めましょう。最初はガーゼで歯茎を拭き、
1 歳半頃になったら歯ブラシを使って磨きます。

5.虫歯菌感染が疑われる場合は

赤ちゃんに虫歯菌感染が疑われる症状が現れた場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
虫歯菌感染の症状としては以下のようなものがあります。

➢ 歯が白く濁る
➢ 歯が茶色や黒くなる
➢ 歯が欠ける
➢ 歯茎が腫れる
➢ 口臭

6.まとめ

赤ちゃんは虫歯菌に対する抵抗力が弱いため、大人よりも虫歯になりやすいです。赤ちゃん
への虫歯菌感染を防ぐためには、大人自身が虫歯を治療し、食器の共有や食べ物の口移しを
しないなどの対策が重要です。