インフルエンザ予防に口腔ケア!

みなさんこんにちは。

稲城市の歯医者、まつもと歯科クリニックです。

今日はインフルエンザの予防についてお話していこうと思います。

 

冬になると多くの人が感染し、注意したいのが風邪やインフルエンザです。

特にインフルエンザは風邪よりも症状もつらく高熱を伴い、中には重症化する人もいます。

 

インフルエンザの感染、重症化のために以下のような対策をまず行いましょう。

・インフルエンザワクチンを打って重症化を防ぐ

・外出から戻ったら手洗い、うがいを徹底する

・マスクも予防及び、感染後にウイルス飛散を防ぐ手段として利用できます

 

これらのポイントを抑えつつ、もう一つ意識してほしいのが口腔ケアです。

歯磨きなどを積極的に行いましょう。

歯磨きを怠っているお口の中はプラーク(歯垢)が増殖している環境です。

プラーク(歯垢)は虫歯や歯周病だけに関係があるように見えますが、肺炎球菌やインフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、セラチア菌といった菌も含まれていると考えられています。

 

細菌に関してはプロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、ウイルスなどを体の細胞に侵入させやすくする特徴もあるため、口内細菌が多いとインフルエンザ感染リスクも高くなります。

これまでに東京歯科大学名誉教授の奥田克爾氏らによる研究で東京都府中市の特別養護老人ホームのデイケアの高齢者98人に対し、歯科衛生士による口腔ケアと口腔衛生指導を1週間に1回実施したところ、歯科衛生士による指導を受けたグループの方が口腔内の細菌数が減り、インフルエンザの発症率も指導を受けていないグループに比べて少なかったという結果が報告されています。

 

歯科衛生士による口腔ケアによってインフルエンザの予防効果も期待できます。

稲城市の歯医者、まつもと歯科クリニックでも歯科衛生士による口腔ケアの指導を行っていますので、インフルエンザ予防、そして重症化しない対策に関心がある方はまつもと歯科クリニックまでご相談ください。

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