歯ぎしり・食いしばりは夜だけじゃない?日中の無意識の癖にも要注意

こんにちは。稲城市矢野口にある、まつもと歯科クリニックです。

歯ぎしりと聞くと、寝ている間にギリギリと音を立てるイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。しかし、歯や顎に負担をかける癖は、実は夜だけに起こるものではありません。日中、無意識のうちに歯を強く噛みしめてしまっている方も少なくないのです。ここでは、意外と見落とされがちな日中の食いしばりについて詳しくご紹介します。

目次

歯ぎしり・食いしばりは寝ている時だけじゃない

夜の歯ぎしりだけが原因ではない

鏡の前で自分の歯を心配そうな表情で確認する男性

歯ぎしりや食いしばりというと、睡眠中に無意識に起こるものというイメージが強いかもしれません。もちろん夜間の歯ぎしりも歯や顎に負担をかける要因の一つですが、実はそれだけが原因ではありません。日中、起きている間にも、気づかないうちに歯を強く噛みしめてしまっている方が意外と多くいらっしゃいます。

日中の無意識の食いしばりTCHとは

これはTCH(歯列接触癖)と呼ばれるもので、上下の歯を無意識に接触させ続けてしまう癖のことです。本来、リラックスしている時は上下の歯の間に少しすき間があり、食事や会話の時以外は歯が触れ合っていない状態が正常です。ところが、仕事や家事に集中している時、スマホを見ている時、パソコン作業中などに、知らず知らずのうちに歯を噛みしめてしまう方が少なくありません。

日中の食いしばりが引き起こすトラブル

歯や顎への負担は夜より大きいことも

夜間の歯ぎしりは睡眠中の一時的な現象ですが、日中のTCHは長時間にわたって続いてしまうことがあります。そのため、トータルで見ると歯や顎関節にかかる負担は決して小さくありません。歯がすり減ったり、詰め物や被せ物が欠けやすくなったりするほか、歯の根元がくさび状にえぐれるくさび状欠損の原因になることもあります。

歯の痛みに悩む女性

肩こり、頭痛、顎関節症につながることも

食いしばりによって咬筋や側頭筋など、噛むための筋肉が常に緊張した状態が続くと、その影響は歯だけにとどまりません。肩こりや頭痛のほか、口を開けると音が鳴る、大きく開けにくいといった顎関節症の症状として現れることもあります。「歯医者に相談するほどではない」と思われがちな不調の裏に、実は食いしばりが隠れているケースは珍しくありません。

自分でできるチェックとセルフケア

こんな癖はありませんか?セルフチェック

手鏡を持ちながら、自分の歯をセルフチェックする女性

一つでも当てはまる方は、日常の中で少し意識を向けてみましょう。

以下のような心当たりがある方は、日中の食いしばりが起きているかもしれません。

・気づくと奥歯を強く噛みしめている
・パソコンやスマホに集中すると歯が触れている
・顎がだるい、疲れやすいと感じることがある
・朝起きた時に顎に違和感がある

上下の歯を離す意識づけが大切

対策として有効なのが、ふとした瞬間に歯が触れていないかを意識する習慣です。デスクやパソコンの画面、スマホなど目につきやすい場所に「歯を離す」というメモを貼っておくと、視覚的なきっかけになり、無意識の癖に気づきやすくなります。最初は難しく感じても、続けるうちに自然と意識できるようになっていきます。

気になる方は歯科医院でご相談を

セルフケアだけでは改善が難しい場合や、すでに歯のすり減り、詰め物の欠け、顎の痛みなどが気になる場合は、歯科医院でのご相談をおすすめします。状態に応じてマウスピースの使用など、負担を軽減するための対策をご提案することも可能です。

まとめ

歯ぎしり・食いしばりは睡眠中だけでなく、日中の無意識の癖として起こることも多く、その負担は決して軽視できません。まずは自分にそうした癖がないか、日常の中で気づくことから始めてみましょう。気になる症状がある場合は、お気軽に稲城市矢野口にある、まつもと歯科クリニックまでご相談ください。

【この記事の監修者】

■ 松本直人(まつもと なおと)まつもと歯科クリニック 院長/歯科医師
▷ 経歴
昭和大学歯学部卒業(平成9年)
昭和大学大学院歯学研究科修了(平成12年)
平成15年 まつもと歯科クリニック(稲城市矢野口)開設
▷ 専門・得意分野
虫歯・歯周病治療、インプラント、歯内療法、矯正歯科、小児歯科
▷ 所属学会
日本口腔インプラント学会/日本歯内療法学会/日本矯正歯科学会/日本障害者歯科学会
「家族みんなで通える、痛みの少ない歯科医院」を理念に、マイクロスコープ・炭酸ガスレーザー・3Dスキャンを活用した精密治療を提供している。

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