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まつもとブログ

入れ歯の違いによって熱の伝わり方が違う?

2018年7月20日 (金)

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稲城市矢野口のまつもと歯科クリニックです。

みなさんは入れ歯と温度の関係に気がついているでしょうか。入れ歯と温度の間には密接な関係があり、快適な入れ歯を長く使う場合には入れ歯がどのように温度を伝えるのかを考えなければいけません。この知識は入れ歯を選ぶときに役立つ重要な知識です。入れ歯と温度の関係について詳しくご紹介いたします。

 

入れ歯を作る材料として広く利用されているのが樹脂と金属です。樹脂を利用した入れ歯というのは補修が容易で、壊れても修理をして使い続ける事ができるという大きなメリットがあります。しかし、この樹脂の材料はどうしても材料の強度的に弱く、ある程度の厚みを作っておかなければ入れ歯として機能する事ができません。また、温度を伝える能力が低いので、食べ物の温度感を自然にお口の中に伝える上で厄介な存在なのです。熱というのは材料の熱伝導効率と材料の厚さによって大きく性質が異なってきます。このため、熱伝導率が低く、材料を分厚くしなければならない樹脂の材料は食事の自然さという点では見劣りしてしまうのです。

 

一方、金属を利用した入れ歯というのは熱の伝わりが非常に自然になるという特徴があります。金属は頑丈で薄く作る事ができますし、熱伝導率もそこまで高くありません。このため、熱がすぐに自然に伝わって、非常に使い勝手のいい入れ歯を作る事ができるのです。金属を多用した入れ歯というのは自費診療の対象になるので、費用こそかかりますが、丈夫さと温度を自然に伝える性質から非常に人気がある入れ歯の一つとして知られています。温度を自然に伝える入れ歯をご希望の方は一度歯医者に相談し、しっかりと満足のいく治療を受けるように心がけましょう。


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