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まつもとブログ

歯周病と全身疾患との関連性

2019年3月8日 (金)

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みなさんこんにちは。
稲城市の歯医者、まつもと歯科クリニックです。
今回は歯周病と全身疾患との関連性についてお伝えしていきます。

自分は歯周病かもしれない、という方は歯周病と全身疾患の関係について知るべきです。

プラーク1mgあたりには、1千万~1億個の細菌がいるとされています。歯周ポケットが深ければ深い程、全身に及ぼす影響は大きくなります。歯周病が関連している可能性がある病気には、糖尿病、心臓病、脳卒中、気管支炎、肺炎、低体重児出産、早産などがあります。また、歯周病菌が作り出す物質には、口の中をガン細胞に変え、舌ガンなどの口腔がんの発症率を上げるという説もあります。いずれも、歯周病菌が血液や唾液を介して体内に入り込み、全身の病気に影響を及ぼしているのです。

感染性心内膜炎、狭心症、心筋梗塞などは、血管から侵入した歯周病菌が影響していると考えられています。気管支炎の場合は、プラーク中の歯周病菌などが、唾液に混ざり誤って気管に入り込み、気管支炎や肺炎が起こる、と言われています。若いうちは、このようなことは起こりにくいのですが、高齢になるとともに唾液が気管に入ることがよくあり、呼吸器系疾患に繋がる場合があります。

歯周病と糖尿病は、お互いに影響し合うとされています。歯周病になると、糖尿病になりやすいのですが、逆に糖尿病を患っている場合は歯周病になりやすいのです。歯周病になると、炎症物質が歯茎の中で常に作られる状態になります。ここで発症する物質が、インスリンの働きを低下させて、血糖値を上昇させて糖尿病を悪化せたり、糖尿病を引き起こしてしまうのです。

歯周病は、治療後も定期的に歯医者に通って、メンテンス治療を受けることが大切です。稲城市には、歯周病の治療に力を入れている歯医者がたくさんあります。稲城市でどの歯医者に行ったらいいのか判らないという場合は、まつもと歯科クリニックがおすすめです。


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