小児期の虫歯

みなさんこんにちは。
稲城市矢野口の歯医者、まつもと歯科クリニックです。

本日は小児期の虫歯について考えてみたいと思います。

お子さまが虫歯になった場合、どのように対処しますか？気を付けていても虫歯になってしまうことがありますよね。乳歯で生え変わるからとそのまま放置せずに虫歯をしっかりと治療することで丈夫な歯を作ることができます。そのためにも小児期の虫歯を軽視せずしっかりと治療をしましょう。

乳歯の虫歯は白い

虫歯は通常歯の色が黒や茶色に変わるので見分けることができますが、乳歯は白い状態で虫歯が進行します。色が変化しないので虫歯になっていることに気が付かずそのまま放置してしまう原因になっています。

小児期の虫歯は痛みを感じにくい

虫歯は奥歯にできやすく、色が白いので見ても虫歯だと気づくことができません。さらに小児期の虫歯は痛みを感じにくいので見過ごされてしまうことがあります。
子供が虫歯の痛みを感じないので親も気が付かず知らないうちに虫歯が進行してしまいます。

乳歯が虫歯になると起こる歯への影響

乳歯が虫歯だと気が付かずそのままにすることで歯にどのような影響があるのでしょうか。

1.乳歯の色が変色したり歯並びが悪くなる

乳歯が虫歯になると永久歯の歯の色が変色してしまったり、きれいに生えない場合があるなどの影響があります。乳歯が虫歯になり早く抜けてしまった場合、直ぐに永久歯が生えてこないので乳歯が抜けたスペースに周囲の歯が移動しようとします。そうなるとスペースが確保されず永久歯が斜めに生えてしまう原因になり歯並びが悪くなってしまいます。

2.顎の骨が正常に発達しない

虫歯の影響で歯に痛みを感じると、その歯を使わなくなるのでバランスよく噛むことができなくなります。両側の歯に虫歯ができた場合は噛むことを避けるので顎の骨が正常に発達しない可能性があります。

まとめ

乳歯で生え変わるからと虫歯を放置せず、小児期の虫歯治療はしっかり行なうようにしましょう。
注意をして虫歯にならないようにしていても虫歯になってしまう場合もあります。
虫歯になってしまったら歯医者へ行きしっかりと治療を行うようにしましょう。早急に治療をすることが大切です。乳歯の虫歯は白く、見過ごされることが多いので定期的に歯医者へ行き、しっかりとケアをすることが丈夫な歯の成長につながります。

赤ちゃんの歯が生えてきたら小児歯科の受診がおすすめです。
⇒当院の小児歯科治療について